プロジェクト背景
D社は地方銀行の経営統合に伴い、3行の基幹システムを1つに統合するプロジェクトを発足。勘定系システム、情報系システム、チャネル系システムなど20以上のシステムを対象とし、プロジェクト規模は200名を超える大規模案件でした。金融庁への報告義務もあり、高いガバナンスが求められるプロジェクトでした。
課題
3行で異なるベンダーのシステムを使用しており、統合方針の決定から難航。200名を超えるプロジェクトメンバーの進捗を一元管理し、経営層・監督官庁向けの報告体制を整備する必要がありました。また、統合日までにシステム障害ゼロで切り替えるという高い品質基準が求められました。
アプローチ
プロジェクトの推進ステップ
PMO体制構築
全体PMOと各ワークストリーム別PMOの二層構造を構築。進捗管理、課題管理、リスク管理の標準フレームワークを導入
統合方針策定支援
3行のシステム比較分析を行い、「移行先システム」の選定を支援。コスト・品質・リスクの多角的な評価基準を策定
マスタースケジュール管理
20以上のサブプロジェクト間の依存関係を整理し、クリティカルパスを特定。月次でのスケジュール見直しと調整を実施
品質管理体制構築
テスト計画のレビュー、障害管理プロセスの標準化、リリース判定基準の策定を実施。移行リハーサルの計画・実行を支援
ステークホルダー管理
経営統合委員会、監督官庁向け報告資料の作成支援。ステアリングコミッティの運営を代行
成果
プロジェクトで達成した主要な成果指標
対象20システムすべてを計画通りに統合完了。ゼロダウンタイムでの切替を実現
厳密なスコープ管理と変更管理により、当初予算の範囲内でプロジェクトを完遂
本番切替後の重大障害ゼロ。徹底したテスト計画と移行リハーサルが奏功
内部メンバー・ベンダー合わせて200名規模のプロジェクトチームを一元管理
担当コンサルタント
コンサルタント Y.H.氏
Big4コンサルティングファーム出身。シニアマネージャーとして金融業界のプロジェクトを多数リード
大規模PMO経験15年以上。金融機関のシステム統合・更改プロジェクトに特化
200名規模のプロジェクトを統括できるPMOの確保は当初の最大の課題でした。PERSONAからアサインされたコンサルタントは着任初日から的確にプロジェクト状況を把握し、即座に改善提案を行ってくれました。(システム統合推進室 室長)