プロジェクト背景
B社は全国に500店舗以上を展開する大手流通企業。EC市場の急拡大やデジタルネイティブ企業の台頭を受け、全社的なデジタルトランスフォーメーションが喫緊の経営課題となっていました。しかし、各部門がバラバラにデジタル施策を進めており、投資対効果が不透明な状態でした。
課題
全社横断のDX戦略が不在で、各部門が個別最適でデジタル施策を推進。年間IT投資額は増加する一方、経営層が期待する成果が出ていませんでした。DX推進組織はあるものの、戦略策定とプロジェクト推進の両方をリードできる人材が不足しており、外部パートナーの知見が必要な状況でした。
アプローチ
プロジェクトの推進ステップ
現状分析
全社のデジタル施策を棚卸しし、投資対効果を可視化。40以上のデジタル施策を評価し、重複・非効率を特定
DXビジョン策定
経営層ワークショップを通じて3年後のデジタルビジョンを定義。「顧客体験」「オペレーション」「データ活用」の3軸で変革テーマを設定
ロードマップ設計
優先度の高い施策を特定し、フェーズ分けした実行ロードマップを策定。クイックウィンとなる施策を先行して実行
パイロット推進
店舗DX(セルフレジ・在庫可視化)のパイロットプロジェクトを3店舗で実施し、効果検証
全社展開
パイロット結果をもとにビジネスケースを再精査し、全社展開の計画を策定。推進体制の整備とKPI管理の仕組みを構築
成果
プロジェクトで達成した主要な成果指標
デジタル投資の優先順位付けと施策の統廃合により、投資対効果が大幅に改善
店舗オペレーションのデジタル化により、バックオフィス業務工数を大幅削減
デジタルを活用した顧客体験の改善により、NPS(顧客推奨度)が向上
重複・低効果の施策を整理し、経営資源を高効果施策に集中投下
担当コンサルタント
コンサルタント K.T.氏
大手総合コンサルティングファーム出身。テクノロジー部門にてマネージャーとして10年以上の経験を持つ
DX戦略策定・推進プロジェクトに15件以上参画。流通・小売業界に深い知見
DX推進の方向性が定まり、経営層と現場の目線が揃いました。特にクイックウィンの成功により社内の推進機運が高まったことは大きな成果です。(DX推進部 部長)