プロジェクト背景
E社は中堅規模の金融機関。デジタルチャネルの強化と社内業務のデジタル化を目的に、大手コンサルティングファームに5名体制でDX推進を委託していました。しかし1年が経過しても、戦略策定フェーズから抜け出せず、具体的な施策の実行に至っていない状況でした。
課題
大手ファームからは5名(パートナー1名・マネージャー1名・コンサルタント3名)がアサインされていましたが、実際に手を動かしているのはコンサルタント2名で、パートナーとマネージャーは月1回の報告会に参加するだけの状況。にもかかわらず月額費用は2,000万円を超えていました。さらに、大人数ゆえの意思決定の遅さや、社内調整コストの増大が問題に。E社の経営企画部長は「コンサルタントのためのプロジェクト管理に追われている」と感じるようになっていました。
アプローチ
プロジェクトの推進ステップ
PERSONAを通じて、大手戦略ファーム出身で金融DXの実行経験が豊富なコンサルタント1名をアサイン。経営企画部長と直接コミュニケーションを取れる体制に
最初の2週間で、前ファームが1年かけて作成した戦略資料を精査。『実行に移せる施策』と『机上の空論に留まっている施策』を仕分け、3ヶ月のクイックウィンプランを策定
自ら手を動かしながら、デジタルチャネル(モバイルアプリ改善・Web申込フロー最適化)のPoC を推進。外部ベンダーとの折衝も含めて1人で完結
月次で経営層に直接報告。大人数の報告会ではなく、30分の1on1で意思決定を即座に行える体制を構築
成果
プロジェクトで達成した主要な成果指標
月額2,000万円超の大手ファーム費用を、PERSONAのフリーコンサルタント1名(月額200万円)に最適化
5名体制で1年かかった戦略策定を、1名で2週間で再整理。3ヶ月で3つのPoCを実行完了
Web申込フローの最適化PoCにより、オンライン口座開設の完了率が25%改善
経営層との1on1体制により、重要な意思決定が会議待ちなく即日で行えるように
担当コンサルタント
コンサルタント Y.K.氏
MBB出身。金融機関向けのデジタル戦略・実行支援を専門とし、マネージャーとして複数のDXプロジェクトをリード
金融業界のDXプロジェクトに10件以上参画。戦略策定から実行まで一貫して推進可能
大手ファームに頼んでいた1年間は何だったのかと正直思いました。PERSONAから来ていただいた方は、1人で戦略の見直しから実行まで全部やってくれた。会議のための会議がなくなり、本質的な議論に集中できるようになりました。(経営企画部 部長)