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ファーム在籍者が意外と知らない「フリーコンサル」のメリット

コンサルティングファームに在籍している人(著者の同期や先輩・後輩など)の中には、「独立を考えているんだよね。。。」と相談してくれる方が多くいらっしゃいます。そのような方々からは、

実際の給料はどうなの?案件は途切れないの?生活は安定する?これまでのプロジェクトよりもきつい・・・?

などの質問を寄せられることが多くあります。そして、こちらの質問に回答すると「え!そんなにもらえるの!?」「そんな感じなの!?」と驚かれることのがいつものパターンです。

今回は、ファーム在籍の方が意外と知らない「フリーコンサル」のメリットをまとめました。実際にコンサルティングファーム出身の方々の声も集めてみましたので、フリーになろうか悩まれている方は是非ともご参考ください。

【報酬】手取り報酬はファーム在籍時の2倍以上。シニアスタッフで月収160~180万、マネージャークラスなら200万円を超えるケースも

ファーム在籍者が独立してフリーコンサルとなった場合、求められるスキルや業務内容は大きく変わらないにも関わらず、手取り報酬は2倍以上になるケースが多いです。当たり前の話ですが、独立すると、組織に残さなければいけない利益がないため、それがそのまま自分の給与の増加分となるイメージです。

契約内容にもよりますが、残業なし(1日8時間)でこの給与を手にすることになり、プライムの案件を直接受注している場合や、SAPなど希少価値の高いスキルによっては月300万といった契約になるケースもあります。たとえば、午前中は稼働せず毎日午後からの稼働というケースでも、手取りで月収160万といった、ファーム時代と比較しても高収入を実現することができます。

ファーム出身の方で多いのは、「手取りが増える分プロジェクトもきついんでしょ・・・?」という考えを持たれる方が多くいらっしゃいますがご安心ください。フリーの方はあくまで1日XX時間程度の稼働を前提に業務を委託されることになるため、その契約を超えての労働を強いられることはありません。ただし、当然ながらバリュー見合いにはなりますので、当初契約分の稼働をしておきながら見込みバリューを達成できない場合には契約の更新はありません。
まずはここでは、かつてのファームほどの過酷な働き方を求められることは少ない、というご認識をお持ちいただければと思います。

【勤務場所・勤務時間】必ずしも「常駐」する必要はない。また子どもの送り迎えなどの要望を相談することは可能

フリーコンサルは、バリューをきちんと出していれば、土日昼夜問わずいつ何時間働いていても問題ないケースが多いです。(ただし定例などのミーティングについては、タイミング・時間共に拘束される可能性あり)
また、プロジェクトによってはフルリモートで実施することも可能であり、近年はフルリモートの案件もかなり増えています。

また、業務委託では、契約内容に指定が無い限り、アサイン先の企業は時間管理をしてはいけない(法律上指示命令はできない)こととなっています。最初の契約は必ず守られるので、子育てであったり、別のプロジェクトであったりなど他の予定との調整をしながらプロジェクトに参加しているケースもあります。

【中期的な働き方】プロジェクトとプロジェクトの間に「中期」休暇を取ることも可能

ファームに在籍していると、切れ目なくプロジェクトにアサインされることが多くなりますが、フリーコンサルの場合は、エージェントにアサイン依頼を出さなければ当然ながらアサインされることもなく、その間は休むことが可能です。1~10月はがっつり働いて、11~12月は休むという働き方もできますし、3ヶ月のプロジェクトに入って、1ヶ月まるまる休むことも可能です。例えば、手取りが150万円だった場合、3ヶ月働くと500万円近く手元に入るので、1ヶ月くらいお休みしても(一般的な生活であれば)暮らしていけることになります。

【結論】フリーコンサルの働き方は非常に魅力的。とはいえプロジェクトは水物であるという事実と「売れるコンサル」であるためには自身の自己研鑽が必要となる。

これまでフリーコンサルになるメリットをお伝えしてきました。手取り報酬も増えて勤務もしやすい…業務内容がそこまで変わらないのであればかなり魅力的に思えます。ただし、当然のことながら、上記の自由には責任がつきまといます。

大きなデメリットとしては、案件は水物であり、自分にぴったりの案件がいつも市場にあるわけではないということです。加えて、現在アサインされているプロジェクトについてもいつまで続くかは保証されていないということです。
景気変動の影響を受けやすく、リテンションが起きた場合、最初に切られがちなのがフリーランスです。また、大企業が保有するナレッジを享受しにくく、基本的にはスキルの切り売りになるシーンが多く、常に自己研鑽が求められます。稼ぎ口を担保するために、デリバリーをしながらも常に営業しなければならないという体力的な負荷も多く、また、当然ながら営業している間はお金はもらえないので、稼ぎがないときの資金も必要となります。

このように年収やワークライフバランス面のメリットもある一方で、デメリットもあるフリーコンサル。これらを加味した上でもフリーコンサルになってみたい!興味がある方は、フリーコンサル案件紹介プラットフォームPersonaにご登録ください。

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