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エージェントから見た「案件を紹介しやすい」フリーコンサル

フリーコンサルは多くいるものの、その中でも
「案件が途切れないフリーコンサル」
「中々案件が取れないフリーコンサル」
と分かれます。

この両者の違いはなんでしょうか?

フリーコンサル案件紹介プラットフォームPersonaでの事例を見ながらお話させていただければと思います。

そもそもどのようなスペック・スキルのフリーコンサルを求めているのか

そもそも、発注する事業会社・ファーム・エージェントは、どのようなスペックやスキルの人を求めているのでしょうか。
Personaでフリーコンサルと企業をマッチングする中での傾向を、重要度順でお伝えします。

要素1:募集案件に対する豊富な経験

当たり前ではありますが、どの程度経験がマッチするかということが一番ではあります。戦略ファームの方にPMO案件をお願いすることはありませんし、その逆も然りです。戦略の方には戦略の案件を、ITの方にはIT案件をという餅は餅屋の前提になります。

発注企業が高額なフィーを払うのは「経験」であり、その経験がないとただの「労働力」になってしまうからです。
フリーコンサルに人気の案件は、やはり新規事業ですが、新規事業の案件の経験が全くないとどうしてもご紹介ができなくなります。

ちなみに最もニーズがある経験としては、SAP、戦略・新規事業、IT PMOの順番で多いです。

要素2:報酬

次に重要なのは報酬です。フリーコンサルは自身の報酬を自身で決定しますが、この報酬が高すぎると案件をご紹介しにくくなります。(事実上「できない」場合も)

発注企業は、その人のスペック・スキルと報酬金額がマッチしているか「絶対値」的にまず判断します。これは相場観との比較なので相対的かもですが。まずこの金額感で落とされる場合が多くなります。

この原因としては、

・過去「たまたま」高額だった案件時の金額で提示している
・自身のスペックでの相場観を理解していない
・周囲のフリーコンサルの報酬金額と比較している

などが挙げられます。

先ほど「絶対値的」に判断するとお伝えしましたが、相対的に判断もされます。案件に応募するフリーコンサルは一人ではなく、複数人いる中から選ばれます。そうなると、やはり金額がお得な人の方が選ばれる傾向になります。
案件募集時には、スペックとスキルが案件にマッチした方が発注企業に提案されています。みなさま、その道のプロフェッショナルなので、スペック・スキルは拮抗しており、その中であれば金額が安い方が選ばれるのは至極当然であるとも言えます。

要素3:その他条件

常駐可否は意外にも重要な要素になります。コロナ禍でかなりリモートワークは進んだものの、それでも現場に常駐必要な案件もあります。この場合は、常駐可能な方の方がお仕事を獲得しやすくなります。

英語もかなり重要な要素です。実は全体案件のうち、2~3割程度は英語必須の案件だったりします。なので、英語が話せると案件幅はぐっと広がります。

稼働率も重要なファクターです。稼働率50%以下の案件は、全体の2~3割程度、20%以下は全体の1割も満たしません。

結論:案件が取りやすい人・取りにくい人の差は?

結論、案件が取りやすい人の傾向は、

・多くの募集案件に対して、経験がある
・報酬が相場通り
・常駐可能
・英語が話せる
・(ファーム出身者)

という方です。

案件が取りにくい人はこの逆にになりますね。
ただ、結局のマッチングは、案件条件次第です。

案件によっては、

・予算が高く
・リモート可(むしろ推奨)
・英語不要

のものもありますので、経験がぴったりであればアサインされます。

今回のお話はあくまで「傾向」でしかありませんので、ご参考までに留めていただければと思います。

「じゃあ自分の場合は一体どうなんだ?」とご興味を持っていただけた方は、フリーコンサル案件紹介プラットフォームpersonaにご登録くださいませ!

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